北海道コンサドーレ札幌所属FW鈴木武蔵は、明治安田J1リーグ第32節の京都サンガ戦を9月28日に控えるなか、浦和レッズサポーターであることが話題に。ネット上で浦和移籍待望論も湧き起こっている。
同選手は浦和OB鈴木啓太氏との対談で、桐生第一高校時代を回顧。対談の様子は鈴木氏の公式YouTubeチャンネルで27日に公開されているが、冒頭で鈴木氏が「僕のことは認識してもらっています?」と訊ねると、「もちろんです。僕、浦和レッズファンだったので」と告白。「田中達也選手と(田中マルクス)闘莉王選手のユニフォームを買って、応援しに行っていました」と幼少期の思い出を振り替えると、鈴木氏は「良かった!」と喜んでいる。
すると、鈴木氏のYouTubeチャンネルから冒頭一部を切り取った動画がXで拡散。「来るかい?浦和に」「大歓迎」などと、鈴木選手の浦和加入を望む声が挙がっているほか、YouTubeのコメント欄では「浦和ファンの選手多いな」といった感想も。一方で「コンサドーレに武蔵は必要」「武蔵選手、残留出来ると期待してるから頼むぞ!」などと、札幌サポーターからも激励のメッセージが寄せられている。
鈴木選手は桐生第一高校時代、第90回全国高等学校サッカー選手権大会でチームをベスト8入りに導いた立役者として、プロ入り前から話題に。2012年にアルビレックス新潟でプロキャリアをスタートした後は、水戸ホーリーホック、松本山雅FC、V・ファーレン長崎、札幌と渡り歩き、2020年に海外挑戦。ベルギー1部ベールスホットでプレーしたが、2022年にガンバ大阪へ移籍すると、今季から期限付き移籍により札幌へ復帰している。
19位の札幌も含めたJ1残留争いの行方次第では、G大阪復帰や札幌への完全移籍も考えられるだけに、2024シーズン終了後は鈴木選手の去就に注目が集まりそうだ。
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