横浜F・マリノスは9月17日に行われたAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)2024/25シーズンの開幕戦で、韓国1部・光州FCに3-7と敗北。試合後、ジョン・ハッチンソン監督はサポーターに謝罪するとともに、ピッチコンディションに言及したという。
昨季AFCチャンピオンズリーグ(ACL)ファイナリストの横浜FMは、敵地韓国でACLE初戦を迎えたが、劣悪なピッチコンディションもあり苦戦。前半15分までに2ゴールを許すと、その後も立て続けに失点。GKポープ・ウィリアムの出場停止、GK飯倉大樹の負傷もありスタメン出場したGK寺門陸が7度もゴールネットを揺らされた。
韓国メディア『MKスポーツ』の報道によると、ハッチンソン監督は試合後に「ファン・サポーターのみんなには本当に申し訳ない。韓国まで来てくれたファン・サポーターの前でこのような試合をして恥ずかしい。今日の結果はすべて私の責任だ」と謝罪の弁を述べたという。
また指揮官は「芝に問題あったが、このピッチでプレーするしかなかったし、それがアジアサッカー連盟(AFC)の選択だった。誰かに全責任を負わせることはできない」と、ピッチコンディションの悪さに触れた上で、「とにかく我々は負けたんだ。クラブに申し訳ない。一番の責任は私にある。だが、ここで諦めるつもりはない。これからもベストを尽くす」と、22日のサンフレッチェ広島戦に視線を向けた。
光州のホームスタジアムのピッチコンディションについては、2013年にギラヴァンツ北九州でプレーしていた光州FC所属DFアン・ヨンギュが試合前の会見で「韓国のスタジアムは、どこも芝の状態が悪い。我々のホームスタジアムもそうだ。ピッチコンディションは悪い。パスを受ける時に集中する必要があると思う」と述べていた。
なお韓国におけるサッカースタジアムの芝生を巡っては、9月にソウルで開催されたFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選の韓国代表対パレスチナ代表で、試合後にFWソン・フンミンが「アウェイの方がピッチコンディションが良いのは残念」とコメントを残すなど、以前から大きな問題となっている。
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