ポーランド1部レフ・ポズナン所属の元スウェーデン代表FWミカエル・イシャクが、2024年夏にJリーグクラブからオファーが届いていたことを告白。同選手は浦和レッズ率いるマチェイ・スコルジャ監督の教え子でもある。
現在31歳の同選手は、両利きのセンターフォワード。ケルン、パルマなど欧州5大1部リーグ所属クラブを渡り歩いたほか、2017年1月から約3年半プレーしていたニュルンベルクでは、MF久保裕也(FCシンシナティ)とチームメイトだった。
2019/20シーズン終了後にニュルンベルクからレフ・ポズナンへ移籍したイシャクだが、加入1年目から絶対的ストライカーとして活躍。2021/22シーズンにはスコルジャ監督のもとでポーランド1部リーグ優勝を成し遂げると、同監督退任後もキャプテンとしてコンスタントにプレー。2024/25シーズンもここまでリーグ戦6試合の出場で5ゴール1アシストと、得点を積み重ねている。
ポーランド国内屈指の点取り屋として結果を残しているだけに、2024年夏の移籍ウィンドウでは複数クラブから熱視線を浴びていたというイシャク。スウェーデンメディア『FotbollDirekt』で8月31日に掲載されたインタビュー記事によると、同選手は自身の去就について以下のように語ったという。
「この夏に、とても素晴らしいクラブから具体的なオファーが届いたけど、引き続きレフ・ポズナンでプレーしたいね。日本や韓国、UAE、サウジアラビアなどからオファーが届いたけど、これらを受け入れようと考えたことは無かったんだ」
なおイシャクとレフ・ポズナンの契約期間は2025年6月までであるが、8月末の時点で契約延長にむけての動きはない模様。選手本人は「(レフ・ポズナンでの将来について)今の段階ではそこまで考えていないね。僕も家族もここで幸せだし、近いうちに必ず交渉が行われるだろうね」と、現状に満足していることを強調したという。
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