9月1日にイングランド各地でプレミアリーグ第3節が行われ、日本代表キャプテンMF遠藤航が所属するリバプールは、敵地オールド・トラッフォードでマンチェスター・ユナイテッドと対戦し、3-0で勝利した。しかし、開幕戦と同様に遠藤は出番なしに終わり、9月のFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選に不安を残す結果となった。
そんな中、リバプール中盤のポジション争いにおいて今夏移籍が噂された若手MFタイラー・モートンと遠藤に関して、リバプールの情報に特化するメディア『ANFIELD INDEX』が「9月中旬から11月上旬にかけて過酷な試合日程に直面するため、2人は中盤の序列が低いにもかかわらず、重要な役割を担うことになるかもしれない」と、予想している。
同メディアは遠藤について「移籍の可能性も報じられていたが、チームでのポジションを争うつもりだと明言した」と伝え、「これから出場時間を増やせるように練習に励む。タイトルはみんなで獲るものなので、その一員としてハードに戦いたい」と語ったことを紹介している。
また、「遠藤のメンタリティーは、チームが過密日程を乗り切る上で極めて重要になるだろう。彼の経験と多才さは、先発メンバーに怪我や疲労が襲い掛かった時に貴重な戦力となる」「アルネ・スロット監督が彼を気に入っていないのは明らかだが、彼に頼らざるを得ないだろう」と評価した。
リバプールの厳しい日程がもたらすチャンスに遠藤がどのように掴むのか。なぜか実力を認めないスロット監督の意識を遠藤が覆すことができるのか。日本代表のキャプテンにはシーズン中盤まで忍耐が求められるのかもしれない。
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