Jリーグ FC東京

日本代表選外の野澤大志ブランドンにアメリカ代表の可能性?

野澤大志ブランドン 写真:Getty Images

 J1リーグFC東京に所属するGK野澤大志ブランドンが注目されている。9月に行われる2026FIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選の日本代表メンバーには選出されなかったが、アメリカ男子代表の選択肢に考えられるとして、アメリカのサッカーウェブマガジン『SSFC』で報じられた。

 沖縄県宜野湾市出身の野澤は日本人の母とアメリカ人の父を持つが、そのことと活躍が高く評価されているようだ。同メディアでは「2026FIFAワールドカップ北中米大会を控えたアメリカ男子代表には、GKの選択肢がいくつかある」と切り出し、なんと可能性は極めて低いと前置きした上で野澤もピックアップしている。

 FC琉球(J3)やFC東京のアカデミーでの活躍、その高いポテンシャルと努力する姿勢で天才キッドと称された野澤。国際的な舞台では日本代表のU-15から継続的に選出され、AFC U-16選手権では優勝を果たした。2023年にA代表に初招集。U-23のパリオリンピックチームにも名を連ねると、193cmの長身と優れた判断力を活かし、クロス対応やシュートストップにおいてJリーグでもトップクラスの評価を受けていることが紹介されている。

 今後も日本代表としての出場が有力視され、アメリカ代表に転向する可能性は極めて低いと考えられるが、その才能と成長し続ける姿は野澤の父の母国アメリカでも注目されているようだ。