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日本代表招集。鈴木彩艶、STVV・パルマ移籍後の変化とは?浦和時代と比較も

鈴木彩艶 写真:Getty Images

 パルマ所属GK鈴木彩艶は、9月に行われるFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選に向けての日本代表に招集。パリ五輪U23日本代表メンバーであるGK小久保玲央ブライアン(シント=トロイデンVV)とのポジション争いはお預けとなったが、ネット上では鈴木の変化が話題を呼んでいる。

 鈴木は浦和レッズでGK西川周作からレギュラーの座を奪えなかったが、ベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)では正守護神として活躍。パリ五輪世代だったものの、2023年9月以降はA代表でコンスタントにプレー。2024年1,2月開催のAFCアジアカップではミスから失点するなど、本来のパフォーマンスを発揮できなかったが、それでも今後A代表を担う逸材として期待されている。

 そんな鈴木は、2024年7月にSTVVからパルマへ完全移籍。アビスパ福岡元指揮官でもあるファビオ・ペッキア監督のもとでアピールに成功すると、セリエA開幕から2試合つづけてスタメン出場。8月25日開催のミラン戦では1失点にまとめてチームを勝利に導いた。

 森保一監督はW杯アジア最終予選2試合(対中国、バーレーン)に向けての招集メンバーでも、鈴木をリストアップ。日本サッカー協会(JFA)は同選手の体重を「98キログラム」と公表しているが、以前は90キロ代前半だった。

 それだけに、ネット上では「彩艶の体重が5kgも増えている!?」「かなりパワーアップしてそう」「まだパンプアップしているのか」「筋肉やばいな」「浦和レッズ時代からかなり成長している」などと、同選手の成長ぶりにポジティブなコメントが相次いでいる。

 STVV、パルマと欧州クラブでさらなる成長を遂げている鈴木。GK大迫敬介(サンフレッチェ広島)やGK谷晃生(町田ゼルビア)とのポジション争いを制して、W杯アジア最終予選の舞台で活躍することが期待される。