伊東純也を上回る！清水がルーカス・ブラガを完全獲得？移籍金2億円超

　ブラジル2部サントスから清水エスパルスへ期限付き移籍中のブラジル人FWルーカス・ブラガ。2024年7月のスタッド・ランス戦でFW伊東純也、FW中村敬斗を上回るパフォーマンスを発揮したことでも注目を浴びたが、依然として完全移籍移行の可能性がブラジル国内で報じられている。

　同選手は2024年1月末にサントスから清水へ期限付き移籍。今季ここまでリーグ戦23試合のスタメン出場で7ゴールをマークするなど、J1昇格にむけて必要不可欠な戦力として活躍。7月27日開催のランス戦では、伊東と中村がノーゴールに終わったなか、2ゴールを奪いチームを勝利に導いた。

　そんなルーカスの去就を巡っては、メキシコ1部クルブ・ネカクサとケレタロなど複数クラブからの関心が報じられた一方、ブラジルメディア『Bola Vip』は7月15日に「ルーカスがサントスへ復帰することはない。選手本人が少なくとも今年いっぱい清水に残留することを望んでいる」と伝えていた。

　するとサントスの専門サイト『santistas』は8月28日、ルーカスの契約内容について「サントスとの契約期間は2026年4月までだが、買い取りオプションが付いている」とリポート。これによると、買い取りオプションの設定額は150万ドル（約2億2000万円）であり、サントスは同選手の保有権の50%を有している模様。記事では「ルーカスはアジアサッカー界で驚異的な存在となった。サントスに高額な報酬をもたらす可能性がある」と綴られているが、買い取りオプション行使の時期には触れられていない。

　清水はJ2第28節終了時点で20勝1分7敗。2位の横浜FCに勝ち点差1をつけて首位に立っているだけに、J1昇格の場合にはルーカスの完全獲得に踏み切る可能性が高まりそうだ。