ブラジル人MFホナウドは、2023シーズン終了後に清水エスパルスを退団。半年以上フリーの身だったが、8月下旬に母国復帰が正式決定している。
現在27歳の同選手は、CRフラメンゴなどブラジル国内の複数クラブを経て、2021年夏に清水へ移籍。在籍2年半でJ1リーグ30試合、J2リーグ39試合に出場したほか、2023シーズンのJ1昇格プレーオフでも2試合ともにプレー。しかしクラブが東京ヴェルディに引き分けてJ1復帰を逃すと、シーズン終了後に契約満了で退団していた。
清水退団後、Jリーグ復帰の可能性も含めて、ホナウドの去就はブラジル国内でおよそ半年間報じられなかった。しかしブラジルメディア『グローボ』は8月8日に「彼はブラジル1部ECジュベントゥージへ加入する」とリポート。セントラルミッドフィルダー2名が靭帯損傷により長期離脱している現状に触れた上で、「ホナウドはメディカルチェックを通過した」と伝えると、同クラブは27日に同選手の加入を公式発表。2024シーズン終了後までの短期契約を結んでいる。
ただ、ジュベントゥージはブラジル1部リーグ23試合を終えて7勝7分9敗。2部降格ラインとの勝ち点差はわずか「6」である。降格の場合は大幅な選手の入れ替えを余儀なくされるだけに、ホナウドにもJリーグ復帰の可能性も含めて移籍報道が飛び交うことも考えられる。
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