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旗手怜央、セルティック残留が決定的に。プレミア移籍報道も落胆の声

旗手怜央 写真:Getty Images

 セルティック所属の日本代表MF旗手怜央は、チームメイトのFW古橋亨梧とともにステップアップ移籍の可能性が報じられていた。そんななか、MFマット・オライリーがセルティックからMF三笘薫所属のブライトンへ完全移籍。旗手の残留が濃厚とみられるほか、一部からは落胆の声も挙がっている。

 8月18日開催のスコットランドカップ戦でFW前田大然のゴールをアシストするなど、今季も早速結果を残している旗手。セルティックと2028年6月までの複数年契約を結んでいる同選手の去就を巡っては、英紙『デイリー・メール』が7月末に「レスターが高額オファー提示を検討」と報じると、英メディア『ナショナル・ワールド』は8月19日になってレスター以外にもスペイン、イタリア国内クラブが同選手に関心を寄せている可能性を伝えていた。

 一方で、英メディア『スコッツマン』は22日にオライリー移籍の可能性を伝えた上で、「セルティックは旗手の退団を認めない。オライリーを放出した場合はなおさらだ」などと、セルティックの中盤でレギュラーを張る両選手のいずれかをチームに留める可能性を伝えていた。

 するとセルティックは26日、オライリーがブライトンへ完全移籍すると公式発表。『スコッツマン』の報道内容を踏まえると、旗手の今夏残留は決定的とみられるだけに、ネット上では「旗手残留かな」「旗手の移籍難しくなって残念…」「旗手、まだステップアップ移籍できないのか」といった声が挙がっている。

 なおセルティックOBのフランク・マカヴェニー氏は、『フットボール・インサイダー』のインタビューに応じた際、旗手に今夏残留を勧めた上で「彼はあと1年セルティックで良いプレーをしたら、レスターより良いクラブへ移籍できると思う」とビッグクラブ移籍を予想している。