Jリーグ セレッソ大阪

毎熊晟矢移籍の影響指摘も。C大阪・小菊昭雄監督解任は?「G大阪戦次第か」

小菊昭雄監督 写真:Getty Images

 セレッソ大阪は8月24日開催の明治安田J1リーグ第28節で、横浜F・マリノスに0-4と大敗。元日本代表MF香川真司の怪我が心配される中、ネット上では小菊昭雄監督の解任論を巡り賛否含めて様々な意見が噴出。次節のガンバ大阪戦(大阪ダービー)を意識したコメントも見受けられる。

 開幕から5勝3分と好スタートを切ったものの、7月以降は3分4敗と白星から見放されているC大阪。8月7日の第25節で首位の町田ゼルビア相手に引き分けたが、その後は3連敗。特に守備陣は直近3試合で11失点と、テコ入れが必要な状況だ。

 横浜FM戦でも厳しい結果となっただけに、ネット上では「小菊昭雄監督解任で」「早く小菊さんは身を引いてくれ」と監督交代論が相次いでいるほか、「小菊監督にとって、大阪ダービーがラストチャンスかな」「G大阪戦の結果にかかっていそう」といった意見も。ただ一方で、「小菊昭雄にタイトルを獲ってほしい」というコメントが見受けられるなど、解任派と続投派で意見が割れているようだ。

 C大阪はこの夏の移籍ウィンドウで、日本代表DF毎熊晟矢がオランダ1部AZアルクマールへ完全移籍したほか、元日本代表MF清武弘嗣がサガン鳥栖へ期限付き移籍するなど、主力選手の流出が相次いだ。それだけに、一部のファン・サポーターからは強化部の責任を問う声が挙がっているほか、「毎熊の移籍が痛すぎた」「清武の移籍もそうだけど、監督と選手との関係が気になる」といった声も挙がっている。

 C大阪は横浜FM戦の黒星により、暫定で8位。ライバルの4位G大阪とは勝ち点10差に広がった一方、J2降格ラインとの勝ち点差も10であるだけに、大阪ダービーが今後を占う上で重要な一戦となりそうだ。