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後釜に古橋亨梧?遠藤航が思うマンC退団アルバレスの特徴「左ウイングで…」

古橋亨梧 写真:Getty Images

 セルティック所属FW古橋亨梧には、マンチェスター・シティ移籍の可能性が浮上。シティがアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスの後釜としてオファーを提示したと一部で報じられる中、MF遠藤航(リバプール)がアルバレスの凄さについて語っている。

 インターネット動画配信サービス『DAZN』で8月22日配信開始の「内田篤人のフットボール・タイム」では、遠藤が日本代表OBの内田氏と対談。リバプール移籍1年目の自身のパフォーマンスを振り返ったほか、2023/24シーズンのプレミアリーグベストイレブンを発表。チームメイトのGKアリソン、シティ所属FWアーリング・ブラウト・ハーランドなど、錚々たる顔ぶれとなっている。

 遠藤が選んだベストイレブンには、「4-3-3」の左ウイングでアルバレスの名前が。実際にピッチで相対した日本代表MFは、「(ハーランドと同じく)アルバレスも調子良かったから、左ウイングで選んだ。どちらかと言えば前線1トップよりの選手だし、2トップでも活きるかなと思うけど、すごく点を取る。動けるし、ゴール前で仕事をする」と、昨季リーグ戦36試合の出場で11ゴールを挙げたアルゼンチン代表ストライカーを評している。

 パリ五輪にオーバーエイジ枠で参戦したアルバレスは、2022年1月にシティへ加入。一時、ハーランドの負傷によりスタメンでの出場機会が増えたが、今年夏にシティからの契約延長オファーを拒否すると、8月12日にアトレティコ・マドリードへの完全移籍が正式決定。ハーランドの控えという立ち位置であっただけに、コンスタントにスタメン出場できる環境を求めたとみられる。

 一方、古橋は2021年夏にヴィッセル神戸からセルティックへ完全移籍すると、加入1年目から絶対的ストライカーとして活躍。ただ、昨季はブレンダン・ロジャーズ監督への監督交代もありゴールのペースがダウン。FWアダム・イダにスタメンを明け渡す時期もあったが、それでも公式戦で19ゴールと結果を残した。

 今季も開幕戦からスタメン出場が続いている古橋だが、ノリッジ・シティから期限付き移籍により加入していたイダの完全移籍移行により、再びポジション争いを強いられる可能性が浮上。そんななか、現地の複数メディアはシティからの関心を報じている。