Jリーグ 鹿島アントラーズ

天皇杯で甲府FW退場…鹿島GK早川友基の倒れ方や山下良美主審巡り議論白熱

早川友基 写真:Getty Images

 天皇杯4回戦のヴァンフォーレ甲府対鹿島アントラーズが、8月21日にJITリサイクルインクスタジアムで開催。甲府所属FWマクーラがイエローカード2枚を貰って退場となったが、同選手と鹿島所属GK早川友基の接触シーンを巡り、様々な意見が飛び交っている。

 ファン・サポーターの間で話題になっているのは、鹿島が2-1とリードで迎えた後半アディショナルタイム90+3分のシーンだ。早川が自陣ペナルティエリア内でボールをキャッチした直後、チェイスしていたマクーラと接触。両選手の右足が軽く触れた程度だったが、早川がボールを抱えたまま倒れると、山下主審はマクーラのファウルを取っている。

 この判定について、NHKの中継で解説を担当していた元Jリーガーの播戸竜二氏は「ちょっと当たったという形ですけど、まあでも足を引いた方が良いですね」などと、マクーラのプレーに問題があったという見解を示している。

 ただネット上では、早川の倒れ方が議論の対象に。「倒れ方が不自然」「右足が軽く触れただけで、左足から倒れるもんかな?」「審判を欺く行為だ」などと否定的な意見がある一方で、「早川の駆け引きがうまかった」「山下主審のレフェリングを読んで賢く倒れた」と鹿島所属GKに対する称賛も見受けられる。

 またマクーラに2枚目のイエローカードを提示した山下主審には、「これでイエローカードを提示する山下主審の判定基準に疑問」「主審の角度からプレー見えているのに…」と厳しい指摘が飛んでいるほか、「これだとJリーグ審判のレベルは上がらない」という意見も。このシーンに限らず、同主審のゲームコントロール能力を疑うファン・サポーターも見受けられるなど、Xで「山下主審」がトレンド入りしている。