Jリーグ 川崎フロンターレ

鳥栖MF河原創の獲得報道も。川崎・山本悠樹巡る投稿物議。鬼木達監督に異論

山本悠樹 写真:Getty Images

 サガン鳥栖からMF河原創の獲得が決定的だと、一部で報じられている川崎フロンターレ。河原とポジション争いを繰り広げる可能性のあるMF山本悠樹への否定的なメッセージが物議を醸しているほか、鬼木達監督の起用法も議論の対象となっている。

 山本は関西学院大学を経て、2020年にガンバ大阪へ正式加入。プロ1年目からJ1リーグで27試合に出場するなど、遠藤保仁からポジションを奪取。2023シーズンには副キャプテンを務めるなど、G大阪で充実の日々を送っていたが、同シーズン終了後に川崎へ完全移籍していた。

 ただ川崎の一員として迎えた今季は、ここまでリーグ戦で8試合のスタメン出場と、G大阪時代よりプレー時間が減少。今月17日開催のJ1第27節横浜F・マリノス戦でも出場時間19分にとどまっている。

 そんな中、一部報道によると、川崎は中盤の強化を目指す中で河原の獲得をほぼ確実にしたとのこと。ネット上で「山本は川崎にいらない」「山本を放出すべき」「宝の持ち腐れ」といった心無いメッセージが散見されているだけに、ファン・サポーターからは「山本悠樹は川崎に必要な選手!」「山本悠樹の力がもっと必要になる」といったポジティブなコメントが。「山本悠樹と河原はプレースタイルが違う」といった意見も見受けられる。

 また、山本の起用法を巡っても議論が白熱。同選手はここまで主に守備的MFとしてプレーしているが、「山本悠樹は間違いなくインサイドハーフの選手だと思う」「山本悠樹は適正インサイドハーフ過ぎて、ボランチだと大島僚太より序列低くて、トップ下でも脇坂より序列低いのでベンチ要員にしかなってないのでは」という意見が湧き起こっている。

 なお、川崎は27試合を終えてJ2降格ラインから勝ち点6差の13位に低迷。今年9月からAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)が開幕し、過密日程での戦いを余儀なくされるだけに、山本の出場機会増加が期待される。