その他

身長2.08mと世界一!ブラジル人GKが鈴鹿移籍へ「三浦知良が助けてくれる」

三浦知良 写真:Getty Images

 元日本代表FW三浦知良所属のアトレチコ鈴鹿クラブが、ブラジルのECキンゼ・ジ・ジャウーからブラジル人GKディエゴ・ワシントンを期限付き移籍により獲得する模様。208cmと現役サッカー選手で最も身長が高いワシントンは、すでにキングカズとプレーすることへの特別な思いを語っている。

 現在25歳の同選手は、ファルコンFCなどブラジル国内の複数クラブを渡り歩き、今年1月にファルコンFCからキンゼ・ジ・ジャウーへ期限付き移籍。今年6月、完全移籍移行によりキンゼ・ジ・ジャウーと新たに1年半契約を結んだが、クラブが本人の意思を尊重し、海外挑戦を容認したという。

 ブラジルメディア『グローボ』は今月14日に、「世界で一番身長の高いワシントンが、今週中に日本にむけて出発する」とリポート。本人は「三浦知良とともにプレーできるのは光栄なことだと思う。彼はかつてキンゼ・ジ・ジャウーでプレーしていたし、このクラブにいる誰もが彼のことを話題にしている。彼が僕にたくさんのことを教えて、助けてくれると信じているよ」と語っているほか、日本で成功するために必要なこととして「楽しむこと、たくさん学ぶこと、謙虚であること」を挙げているという。

 またワシントンの獲得交渉は、鈴鹿の株式を保有する『株式会社協同』の斉藤浩史代表取締役社長が主導したとのこと。元Jリーガーである斉藤氏は、かつて1990年代にキンゼ・ジ・ジャウーでプレーしていたほか、読売クラブや清水エスパルスにも在籍していた。

 57歳ながら、今もなおピッチに立ち続ける三浦カズ。規格外のサイズを誇るワシントンとの“世界最長”コンビが結成されるか注目が集まる。