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町田浩樹が思う海外日本人に必要な能力とは「頭使わないFWいる」移籍示唆も

町田浩樹 写真:Getty Images

 ベルギー1部ユニオンSG所属の日本代表DF町田浩樹が、自身の去就を巡る報道に反応。ステップアップ移籍への思いを語ったほか、欧州クラブ所属の日本人選手に求められる能力について私見を述べている。

 ユニオンSGとの契約を2026年6月まで残している町田。以前からトッテナム・ホットスパー、MF鎌田大地所属クリスタル・パレスからの関心が取りざたされる中、本人は今年5月の国内カップ戦決勝後に「来季もユニオンSGに残るかどうか分かりません」と退団の可能性を示唆。ユニオンSGの一員として今季開幕を迎えているが、ベルギーメディア『Voetbal』は11日に「町田はユニオンSG退団に向っている最中」と伝えている。

 そんな町田は先日、サッカー系YouTuber『LISEM(リゼム)』の対談番組に出演した際、「今後どの国でプレーしたいか」という質問に対して、以下のように答えている。

 「まあ報道は色々出ていて、みんな楽しみにしていると思うが、今世界トップレベルなのはプレミアリーグだと思うので、そこは目標にしてやりたいなと思う。ただ個人的にはUEFAチャンピオンズリーグでもプレーしてみたいという気持ちがある」

 また同選手は、プレミアリーグでマッチアップしたい選手にマンチェスター・シティ所属FWアーリング・ブラウト・ハーランドを挙げた上で、「あれだけデカくて強くてスピードがあって…」と同選手が規格外であることを強調。日本人ディフェンダーが欧州で戦うために必要な能力を訊かれると、以下のように持論を展開した。

 「今サッカー選手がアスリート化しているという話がある。デカくて強い選手が重宝される。ディフェンダーとしては、そういうのがスタンダードでないといけない。欧州でプレーしているディフェンダーは、基本的に大きくて強い。足元の技術やスピードもある。フィジカル能力の部分はもちろん必要だが、プラスアルファで技術や頭の賢さも(必要)。ただ意外とデカい欧州の選手には、頭を使わずフィジカル能力任せのフォワードもいるので、日本人選手としては頭を使えるディフェンダーが活きる」