アスレティック・ビルバオ(スペイン1部)に所属するスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(22)が、バルセロナ(スペイン1部)移籍を望んでいるようだ。
ガーナ代表FWイニャキ・ウィリアムズを兄に持つニコは、アスレティック下部組織出身で2021年4月にトップチームデビュー。兄同様に抜群のスピードを生かしたドリブル突破を武器に昨季は公式戦37試合で8ゴール19アシストを記録した。
今夏に開催されたユーロ2024ではスペイン代表の優勝に大きく貢献したニコには、バルセロナやパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)が関心。だが、同選手はアトレティックのトレーニングに合流すると、クラブ公式SNSで「すべてが順調。スタートが楽しみ。準備ができている。今シーズンが本当に楽しみなんだ。さぁ行こう、アスレティック」とコメントしていたことから今夏は残留するとの見方が強まっていた。
スペイン『スポルト』によれば、ニコは今夏のバルセロナ移籍にゴーサインを出したという。バルセロナは資金を調達するための必要なプランを構築しており、簡単なオペレーションではないものの、来週中に契約できると信じているようだ。
今夏にライプツィヒからスペイン代表MFダニ・オルモを獲得したバルセロナはニコの獲得に向けて、5800万ユーロ(約92億9000万円)の契約解除金を支払う想定をしなければいけないとのこと。勝てるチーム作りをするなかで、同選手の獲得に全力を尽くしているバルセロナだが、念願は叶うのだろうか。
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