今年はじめに『週刊新潮』が報じた日本代表MF伊東純也(スタッド・ランス)の性加害疑惑を巡り、大阪地検は同選手を不起訴処分に。日本代表OBの前園真聖氏が、今年9月に行われるFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選での日本代表復帰を予想している。
昨年6月の代表戦後、大阪市内で性的暴行に及んだとして、女性側から刑事告訴された伊東。AFCアジアカップ開催期間中の今年1月31日に性加害疑惑が報じられると、日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三前会長が二転三転した末、準々決勝イラン戦直前に同選手の代表途中離脱を発表。ネット上で代表復帰を望む声が挙がる中、今月9日までに不起訴となっている。
この伊東の不起訴処分は、今月11日放送の情報番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)でも話題に。前園氏は代表復帰の可能性について訊かれると、以下のように私見を述べている。
「森保一監督が『招集できる状況であれば』と言っていたが、この招集できる状況というのは不起訴処分の確定というのがひとつのタイミングだったのかなと思う。本人との話し合いや様々な状況を踏まえた上で、招集できるのであれば多分招集すると思う。スタッド・ランスの日本ツアーでプレーしていて、森保監督も視察している」
また、同氏は「AFCアジアカップまで伊東選手はスタメン出場しており、右サイドのレギュラーポジションを獲得していた」とした上で、「伊東選手がいない間に他の選手も育っているので、ポジション争いが厳しくなる。チームの活性化という観点から、非常に良いこと」と伊東の代表復帰を歓迎する意向を示した。
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