日本代表・海外組 日本代表

ソシエダ久保建英が激白「日本代表で信頼されていない」守田英正から指摘も

久保建英 写真:Getty Images

 今年9月にFIFAワールドカップ北中米大会のアジア最終予選を控えている日本代表。不起訴処分となったFW伊東純也(スタッド・ランス)の代表復帰が濃厚と報じられる中、MF久保建英(レアル・ソシエダ)が森保一監督や代表スタッフに対する複雑な思いを吐露。同選手はMF守田英正(スポルティングCP)から代表チームの掟を巡り、指摘を受けている。

 リバプール移籍が噂される中、ソシエダの攻撃陣に欠かせない選手としてプレシーズンマッチから存在感を発揮している久保。日本代表では一時MF鎌田大地(クリスタル・パレス)やMF南野拓実(ASモナコ)らとポジション争いを繰り広げていたが、今年1,2月開催のAFCアジアカップでは5試合中4試合でスタメン出場し1ゴール1アシスト。今年6月のW杯アジア2次予選(対シリア)でも1アシストをマークするなど、レギュラー定着へアピールしている。

 フランスメディア『フランス・フットボール』で今月10日に掲載されたインタビュー記事によると、久保は「僕は特別な選手になって、まわりの人を楽しませることを望んでいる。他の選手がしないことを生み出すのが好きだ」とコメント。「ソシエダでいち選手として成長したし、クラブに恩返しをしないといけない」などと、現所属クラブに感謝の思いを伝えた一方で、「日本代表ではソシエダと違って、コーチやまわりの人々から信頼されていないように感じる」と漏らしている。

 一方、守田は代表チームにおける久保の異端ぶりを告白。インターネット動画配信サービス『DAZN』で先月25日配信開始の「内田篤人のフットボール・タイム」に出演した際、久保を可愛がっている後輩のひとりに挙げると、「全然下じゃない。僕の方が6歳年上なのに、同じ目線で来る。おかしい」と指摘。

 話題が日本代表のチームバスにおける席順に及ぶと、守田は「僕は上から数えた方が早いので、後ろから2番目の座席。なぜ彼(久保)が僕の隣に座るのか」と、久保が年長者から順番に後方の座席に座るという暗黙のルールに従っていない現状を明かしている。