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旗手怜央、セルティックの同僚に「自分勝手で困惑」プレミア移籍報道も

旗手怜央 写真:Getty Images

 セルティック所属の日本代表MF旗手怜央が、プレミアリーグ移籍やレスター・シティからの関心が報じられる中、海外挑戦当初に抱えていた問題を明かすとともに、チームメイトのプレースタイルにも言及してる。

 2021シーズン終了後に川崎フロンターレからセルティックへ完全移籍した旗手。加入1年目から主力選手として活躍しているが、今月3日に行われたスコットランド1部リーグ開幕戦でもゴールを挙げるなど、好調ぶりをアピールしている。

 そんな旗手は、セルティック加入して間もない頃に日本と海外サッカーの違いに戸惑いを覚えていた模様。セルティックの専門サイト『67 Hail Hail』で今月10日に掲載されたインタビュー記事によると、同選手は「セルティックに加入した当初は、向こうの選手たちの『自分勝手』とか『自分でやる』という姿勢に困惑した。だけど一緒にプレーしていくうちに、彼らはとても良い選手だと感じるようになった」と語ったという。

 また中心選手であるMFカラム・マグレガーについて「彼は走って守備するなど、ハードワークができる。攻撃面では、自らドリブルで持ち上がってシュートを放つ」とコメント。ステップアップ移籍が噂されるMFマット・オライリーについては「パスの精度が高くてシュートを放つ。彼と一緒にプレーするうちに、お互いに息が合っていった」と、同選手とのコンビネーションで好感触を掴んでいることを明かした。

 なお旗手の去就については、英紙『デイリー・メール』が28日に独占情報として「レスターが高額オファー提示を検討」とリポート。セルティックはオライリーにアタランタ、サウサンプトン移籍の可能性があることを踏まえて、旗手の獲得オファーを拒否することも視野に入れているとみられる。