セリエA ユベントス

ウイング補強目指すユベントス、スターリングの状況をチェルシーに照会か

チェルシー MFラヒーム・スターリング 写真:Getty Images

 ユベントス(イタリア1部)が、チェルシー(イングランド1部)に所属するイングランド代表FWラヒーム・スターリング(29)の獲得に興味を持っているようだ。

 リバプールでプロキャリアをスタートさせたスターリングは、マンチェスター・シティでのプレーを経て、2022年夏にチェルシーへ移籍。スピードを生かしたドリブルテクニックを武器に昨季はプレミアリーグ31試合で8ゴール4アシストの数字を残した。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によれば、イタリア代表FWフェデリコ・キエーザの今夏退団が決定的となっていることからウイング補強に乗り出しているユベントスは、今夏に2選手を獲得したいと考えているようだ。

 そのうちの1人はフィオレンティーナ(イタリア1部)でプレーするアルゼンチン代表MFニコラス・ゴンザレスが有力と見られているなかで、ユベントスは2人目の補強としてスターリングと契約する可能性についてチェルシーと接触したという。

 その一方で、チェルシーはスターリングとポジションが被る今夏にウルバーハンプトン・ワンダラーズ(イングランド1部)からポルトガル代表FWペドロ・ネトを獲得することが決定的な状況となっている。そのため、今夏にイングランド代表FWが新天地に活躍の場を求める可能性もあるようだ。

 なお、ユベントスはマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)でプレーするイングランド代表MFジェイドン・サンチョやポルト(ポルトガル1部)に所属するポルトガル代表FWフランシスコ・コンセイソンへの関心も継続しているようだ。