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日本代表DF中山雄太巡り物議!イングランド2部ストーク移籍報道で…

中山雄太 写真:Getty Images

 日本代表DF中山雄太は、今年6月末にイングランド3部降格ハダースフィールド・タウンを退団。浦和レッズ移籍の噂が飛び交うなど、Jリーグ復帰の可能性も取りざたされたが、ここに来てイングランド2部所属クラブからの関心が報じられている。

 現在フリーである同選手の去就を巡っては、スペインの民放ラジオ『カデナセル』が今年6月5日にスペイン3部CDカステリョンからの関心をリポート。日本の一部情報筋が浦和からの関心や、Jリーグクラブからのオファー拒否などを伝えていた。

 また英メディア『リーズ・ユナイテッド・ニュース』は先月31日に「イングランド2部リーズ・ユナイテッドが検討すべきフリーエージェントの左サイドバック」のひとりに中山を指名。「彼はイングランド2部リーグを熟知しており、厳しいクラブで好結果を残している」などと評した一方で、「彼がリーズの獲得候補に含まれるかまだ分からない」としていた。

 そんな中、日本人選手の情報を専門に扱う『Samurai Warrior』は、ストークFCに近い情報筋から入手した情報として、「ストークのスポーツディレクターであるジョン・ウォルターズ氏が、中山を説得している」とリポート。ただ交渉の詳細などには触れていない。

 またストークのファン・サポーターが集う掲示板『The Oatcake』では、「中山のことなんて聞いたことないけど…」「センターバックとしてはちょっと小さいと思う」「左サイドバックの選手は不要」などと否定的な意見が噴出。日本代表DFの獲得報道が物議を醸している状況だ。

 柏レイソル下部組織出身の中山は、オランダのPECズヴォレを経て、2022年夏にフリー移籍でハダースフィールドへ。カタールW杯開幕直前にリーグ戦で右足アキレス腱を負傷した後、昨年夏に実戦復帰も、今年2月末のリーグ戦で今度は左膝を負傷。内側側副靱帯の損傷により一足早くシーズンを終えると、契約満了により退団している。