マンU、ウガルテ獲得断念でウルブスMFゴメスをリストアップ？セレソン主力MF

　マンチェスター・ユナイテッド（イングランド1部）が、ウルバーハンプトン・ワンダラーズ（同1部）に所属するブラジル代表MFジョアン・ゴメス（23）の獲得に興味を持っているようだ。

　ブラジル代表MFカゼミーロとスコットランド代表MFスコット・マクトミネイの去就が不透明となっているユナイテッド。今夏に中盤強化としてパリ・サンジェルマン（PSG／フランス1部）のウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテをトップターゲットに設定しているとされている。

　イギリス『エクスプレス』によれば、PSGがウルグアイ代表MFに設定している5100万ポンド（約93億9000万円）という移籍金が障壁となっていることから獲得を断念したという。その代替案としてユナイテッドはゴメスをリストアップしているものの、ウルブスの要求額は6000万ポンド（約110億5000万円）と高額なようだ。

　フラメンゴ下部組織出身のゴメスは2020年にトップチーム昇格を果たすと、2023年1月にウルブスへ完全移籍。高い足元の技術を活かしたボールキープ力や対人守備の強さを武器に昨季はプレミアリーグ34試合に出場して2ゴールを記録すると、今夏に開催されたコパ・アメリカでも4試合に出場していた。

　なお、ユナイテッドはそのほかにフルミネンセ（ブラジル1部）でプレーするブラジル代表MFアンドレにも興味を持っているとのこと。ブラジル代表として5キャップを刻む同選手には移籍金3000万ポンドが必要になるようだ。