J1リーグの鹿島アントラーズからブンデスリーガ(ドイツ1部)マインツへ完全移籍したMF佐野海舟。7月14日に不同意性交罪で逮捕されたが同月29日に釈放された。約2週間遅れでチームに合流し、トレーニングでチームメイトと戦術のすり合わせなど話し合いが連日行われているようだ。
ドイツメディア『Kicker』によると、佐野はチームメイトでも中盤の戦略家といわれ各年代でドイツ代表歴のあるMFナディーム・アミリと熱心に意見を交わしている。しかし、英語もドイツ語も話せないため、バサラ・マインツ(ドイツ6部)のコーチを務める力石尚氏が通訳として同行しているとのこと。
マインツのボー・ヘンリクセン監督は佐野に対して「最初の数日間で試合中に使用する重要な言葉は学ばなければならない」 と要求したようだ。
また、同監督は「佐野のフィットネスについては、まだ正確に把握できていない」と語り、テストマッチで試していくことも明言している。
その後、現地時間8月6日に行われたチーム内のテストマッチに出場した佐野の様子がマインツの公式Instagramにアップされた。コメント欄には日本のファンから「海舟頑張って!」「海舟お疲れさま」と労うメッセージが見られた。
一方、地元のファンからは「彼の加入を喜ぶべきなのか」「日本の様な厳しい国で彼は釈放されただけでなく、出国も許可されているので訴えられるようなことは何もしていない」と未だに事件を気にかけているコメントが見受けられた。
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