黒田剛監督率いる町田ゼルビアは、7月31日に日本代表FW伊東純也やFW中村敬斗ら擁するスタッド・ランスと対戦。伊東のアシストもあり0-2と敗れたが、町田GIONスタジアムの設備、試合運営も話題になった。
試合会場では局地的な雷を伴う悪天候により、ピッチコンディションが悪化。水を履き出す作業等により、キックオフ時刻が19時から19時30分に変更。蒸し暑さが残るなど、中2,3日で4試合をこなすランス所属選手にとっては酷とも言える環境で試合が行われた。
この雷雨により、試合前にはスタンドの一部で雨漏りが発生。その時の様子がXで約10秒間の動画により拡散されると、「2年前にバックスタンドを新設したばかりですよね」「施設しっかりしてほしい」といった声が挙がっている。
また前半終了間際には停電も発生。0-1とビハインドの中、町田が自陣からカウンターを仕掛けたが、敵陣右サイドで中村やMFナ・サンホらが攻防を繰り広げる中、スタジアムが一瞬暗闇に包まれると、試合は中断。インターネットテレビ局『ABEMA』で解説を担当の町田OB鄭大世氏も「残念ですね」と吐露している。
埼玉スタジアムや国立競技場など、複数箇所で開催されている今年の日本ツアー。MF三笘薫擁するブライトンなど、日本人選手所属クラブの来日が相次いでいる中、試合運営面の課題が露呈した格好だ。
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