大岩剛監督率いるU23日本代表は、日本時間28日未明開催のパリ五輪男子サッカー競技・グループリーグ第2戦で、マリ代表と対戦。MF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデンVV)のファウルに対するイエローカード提示を巡り、主審への批判が相次いでいるほか、日本代表OBの森岡隆三氏も異論を唱えている。
ファン・サポーターの間で話題になっているのは、前半28分のシーン。マリがセンターサークル付近からカウンター攻撃を仕掛けようとした際、藤田がMFサラム・ジドゥの足元にスライディングタックル。ジドゥが倒れると、主審は笛を吹き、藤田にイエローカードを提示した。
ネット上では「チマにイエローはきついなぁ」「累積警告による出場停止が心配…」といった声が挙がる一方、「ファウルでチマにイエローだけど、マリの選手痛がりすぎ」と対戦相手への苦言や、「あれでイエローならば、サッカーでスライディングしたら全部イエローだけど」といった審判批判も。解説の森岡氏も「(スライディングタックル)はちゃんとボールに行っている。結果として足裏が見えただけ」などと、主審の判定に疑問を呈している。
なお日本代表は前半を0-0で終了。FW細谷真大(柏レイソル)など攻撃陣の不発が目立つ一方、GK小久保玲央ブライアン(STVV)を中心とした守備陣の奮闘が光っている。
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