セルティック(スコットランド1部)の古橋亨梧が、昨2023-24シーズンを振り返り『Football Scotland』で語った。困難な時期もありチームへの不満を認めつつも、厳しい時期が自分を強くし最終的には良い結果につながったと主張している。
セルティックは昨シーズン、3冠こそ逃したもののスコティッシュ・プレミアシップとスコティッシュカップの2冠を達成した。古橋はその前の2シーズンでは旋風を巻き起こしたものの、個人としては最高のシーズンとはいえなかったようだ。それでも通算19ゴールを記録したが、アンジェ・ポステコグルー監督時代の34ゴールには遠く及ばなかった。
「2023-24は難しいシーズンだった。2022-23シーズンと比べるとゴールが少なかった。試合に出られないこともあったし、途中出場しなければならないこともあった。不満の残るシーズンだったけど、そんな不満を抱えて終わることはなかった」
「ポジションを変えたことでプレーの幅が広がったし、いろいろなことを経験できた。いろんな経験をして、また一歩成長できたと思います。悪いことに目を向けるのではなく、最終的には成長できた、また一歩前進できたとポジティブに考えています」と古橋はコメントしている。
古橋がブレンダン・ロジャーズ監督のシステムにフィットできるのか、開幕前から疑問が呈されていた。2016~19年にかけてもセルティックを率いていたロジャーズ監督は、古橋にもっとビルドアップに参加し、時にはポジションを下げてボールに絡むよう求めている。古橋によれば、異なる役割に慣れるには時間がかかるが、そのおかげでより良い選手になれたという。彼はこのことが2冠達成にプラスに働いたと考えているようだ。
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