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守田英正がアジア杯で見た鈴木彩艶の努力「21歳ですでに…」内田篤人は…

鈴木彩艶 写真:Getty Images

 日本代表GK鈴木彩艶は今月、シント=トロイデンVV(STVV)からパルマへ完全移籍。代表でチームメイトのMF守田英正(スポルティングCP)が、AFCアジアカップ開催期間中のエピソードを交えながら、鈴木のプロ意識の高さについて語っている。

 インターネット動画配信サービス『DAZN』で今月25日配信開始の「内田篤人のフットボール・タイム」では、日本代表OBの内田氏にくわえて、現役代表選手2名が出演。以前からストイックな一面で反響を呼んでいる鈴木だが、守田はアジアカップ開催期間中のトレーニングジムで目撃した同選手の様子を語っている。

 「ザイオンは(21歳という)この年齢で、すでにパソコンを用意して自分の動きをチェックしてもらいながら、ライブでトレーニングしている。大会中にもかかわらず、ほぼ毎日していたし、1日に2回している時もあった。俺がまだプロでやったことのない動きをしている」

 このエピソードに感激した内田氏は、鈴木に「昔からプロ意識は高いのか?」と質問。「高いのか分からないが、プラスになりそうだなと思ったことはとりあえずすべて取り入れている」と返されると、何度も怪我に悩まされた自身の現役時代を振り返りながら、「そういうことに気付いたのは、怪我してから。手遅れだった」と語った。

 アジアカップ全5試合で失点するなど結果を残せず、一部から批判を浴びていた鈴木。それでもパフォーマンスの改善へ努力を怠っていなかったことが、チームメイトの発言によって証明されている。