Jリーグ ヴィッセル神戸

トッテナムDFが日本人選手に愚痴「暑すぎ」伊東純也ら日本ツアーへの言及続々

トッテナム 写真:Getty Images

 酷暑下、過密日程の日本ツアー開催に、日本代表MF伊東純也(スタッド・ランス)をはじめ欧州クラブ所属選手は満足していないようだ。MF三笘薫(ブライトン)のチームメイトからも不満の声が漏れる中、スペイン代表DFペドロ・ポロ(トッテナム・ホットスパー)がスポルティングCP時代の同僚であるMF守田英正に愚痴をこぼしている。

 トッテナムは27日にヴィッセル神戸戦を控える中、今週はじめに来日。クラブ公式Xアカウントで、アンジェ・ポステコグルー監督と森保一監督の再会シーンが投稿されるなど、歓迎ムードに包まれているが、一部の選手は酷暑下でプレーする可能性に複雑な思いを抱いているようだ。

 昨年2月にスポルティングからトッテナムへ移籍したペドロは24日にインスタグラムを更新。炎天下でトレーニングに励む自身の様子をアップした上で「First day in Tokyo」と投稿。守田が「Good luck」とメッセージを送ると、「兄弟よ。あまりにも暑すぎるぜ…」と暑さへへばる顔文字を交えながら自身の心境を綴ったのだ。

 都内の酷暑には、ブライトン所属の一部選手も言及。同クラブ公式YouTubeチャンネルでは、日中都内を散歩する複数選手の様子が公開されているが、MFジャック・ヒンシェルウッドが「かなり暑いよ…汗だくになるね」とうなだれると、MFビリー・ギルモアも「焼き付くようだね。暑すぎる」と、やや疲れた表情を見せながら汗を拭っている。

 日本ツアー開催を巡っては、酷暑下でのプレーのみならず過密日程も議論の対象に。伊東やFW中村敬斗擁するランスは、24日から来月3日にかけてジュビロ磐田、清水エスパルス、町田ゼルビア、神戸と対戦。中2,3日で4試合を消化するという過密日程であるだけに、同クラブ所属選手の疲労蓄積が心配される。

 この過密日程について、伊東はインターネット動画配信サービス『DAZN』で先月6日配信開始の「内田篤人のフットボール・タイム」に出演した際、内田氏から「こんなに試合する?多いよね」「Jクラブとの対戦は楽しみ?」と訊かれると、「4試合はちょっと多いなと」と真剣な表情で語っていた。さらに同選手は磐田戦前日練習後のインタビューで「暑いわ」とやや不満げな表情を浮かべながら呟いていた。