Jリーグ サンフレッチェ広島

広島、元ドイツ代表アルスラン獲得か!ウマルコーチがSNSで…移籍金は…

トルガイ・アルスラン 写真:Getty Images

 サンフレッチェ広島は日本代表MF川村拓夢をオーストリア1部レッドブル・ザルツブルクへ放出した後、豪州1部メルボルン・シティを退団した元U21ドイツ代表MFトルガイ・アルスランの獲得に動いている模様。一部で、広島のアシスタントコーチであるセハット・ウマル氏との繋がりが指摘されている。

 現在33歳のアルスランは、ドイツとトルコの国籍を有する攻撃的ミッドフィルダー。ボルシア・ドルトムントの下部組織出身であり、ハンブルガーSVやトルコ1部ベシクタシュ、フェネルバフチェ、セリエA(イタリア1部)ウディネーゼと欧州複数クラブでプレー。ベシクタシュ時代に2度のトルコ1部リーグ制覇を成し遂げている。

 また昨年夏にウディネーゼからメルボルンへ移籍すると、2023/24シーズンの豪州1部リーグ戦23試合の出場で12ゴール7アシストをマーク。AFCチャンピオンズリーグでもグループステージ全6試合の出場で2ゴールを挙げており、ヴァンフォーレ甲府戦でもゴールネットを揺らしていた。

 そんなアルスランは、2023/24シーズン限りでメルボルンと対談。豪州1部リーグの公式サイトによると、メルボルンはアルスランと契約解除で合意。同クラブ幹部は「彼のようなクオリティーの高い選手を失うのは非常に残念。時には我々がコントロールできない要因もある」と語ったという。

 その後、豪州メディア『アウトバック・フットボール』が今月19日に「日本のクラブが、アルスランの獲得を狙っている」と伝えると、ドイツ発の移籍専門サイト『トランスファーマルクト』は20日に独占情報として「かつてベシクタシュやフェネルバフチェでプレーしていたアルスランが、広島移籍に近づいている」と報じている。

 なお、アルスラン本人は今月9日にインスタグラムを更新。メルボルン退団について「先日の決断を受け、複雑な思いを抱かないわけにはいかないが、豪州1部リーグでプレーする機会を与えてくれたメルボルン・シティ・フットボールクラブに感謝したい」などと綴っているが、この投稿にウマル氏がいいねを押していることから、ネット上では「ウマルコーチと知り合いなのかな?」といった声が挙がっている。