Jリーグ 徳島ヴォルティス

徳島からコリンチャンス完全移籍報道も…カカに罰金「熱くなった」と謝罪も

カカ 写真:Getty Images

 ブラジル人DFカカは現在、徳島ヴォルティスからブラジル1部コリンチャンスへ期限付き移籍中。2024シーズン終了後にコリンチャンスへ完全移籍する可能性がある中、ここに来て規律違反が報じられている。

 現在25歳の同選手は、今年3月に期限付き移籍先のアトレチコ・パラナエンセを退団し、コリンチャンスへ加入。今季のブラジル1部リーグで、第4節フルミネンセ以降全試合でスタメン出場。主力センターバックとして活躍しているだけに、クラブ内の評価は高いが、今月17日に行われたリーグ戦の試合後にとった行動が物議を醸している。

 ブラジルメディア『365スコア』によると、カカは17日のクリシューマ戦でフル出場。決勝ゴールを挙げるなど、チームの勝利に貢献したが、試合後のミックスゾーンで「今日はあまり多くを話すつもりはない」と素っ気ない態度を見せたほか、記者に向かって放送禁止用語を言い放ったという。

 これを受けて、コリンチャンスは同選手に罰金処分を科した模様。金額は明らかになっていないが、本人はSNSを通じて自身の振る舞いについて謝罪している。

 「ミックスゾーンでの態度を謝りたい。勝利したとはいえ、チームに関する良くないコメントを目にしたせいで、熱くなってしまい、悪い態度をとってしまった。チームの勝利を強調し、一致団結していることをファンに伝えたい。僕はジャーナリストの役割と仕事を心から尊敬している」

 なおカカの去就を巡っては、期限付き移籍期間が今年12月までである中、ブラジルメディア『UOL』が今月18日にクラブ関係者の話として「今年12月にコリンチャンスへ完全移籍する予定。コリンチャンスは徳島に250万ユーロ(約4億3000万円)を支払う」と報じている。