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佐野海舟の母校が懸垂幕を撤去、SNSは荒れる

佐野海舟 写真:Getty Images

 今夏マインツ(ドイツ1部)への完全移籍に伴い今後の活躍が期待されていた日本代表MFの佐野海舟。東京都内で30代の女性に対して不同意性交を行った容疑で7月14日に逮捕された。ホテルのパーティルーム内において、男性3人で女性1人に性的暴行を加えたと伝えられており、事態は深刻になっている。

 その事の重さを受けて、佐野の母校である鳥取県の米子北高等学校は、校舎に掲げていた懸垂幕を撤去した模様。そのニュースを伝えている『日本海テレビニュース』の動画コメント欄には「守備的な選手なのにズボンのチャックはガバガバだったのか。守るのはゴールじゃなくて倫理だったな」、「米子の黒歴史になってしまった」、「マインツは新シーズンに向けて練習始まってんのに、コイツは東京で夜遊びしまくり、ドイツで先人が築いてきた日本人のイメージをぶち壊し」、「移籍から移送に」等の厳しいコメントが寄せられた。

 また、佐野や、今夏まで佐野が在籍した鹿島アントラーズ公式のX(旧Twitter)とInstagramも荒れており、「移籍金の4億や賠償金の発生。考えられるだけでも恐ろしい額」、「サッカーする前に 道徳勉強しろよ」、「マインツで功績を残した岡崎や武藤の顔にも泥を塗った。サッカー選手である前に人として人間やり直してください」、「その軽率な行動が、これからブンデスリーガでプレーする日本人選手にとって迷惑でしかない」、「まじで応援してただけに残念です」と辛らつなコメントが相次いでいる。

 事態の成り行きを見守っているのか、現時点では日本サッカー協会や日本代表の森保一監督の正式なコメントは見られない。しかし容疑者となった同選手を日本代表に選出した協会や監督も、心中穏やかでないだろう。