日本代表MF佐野海舟は今月、鹿島アントラーズからマインツへの完全移籍が決まっている中、女性に性的暴行を加えたとして、今月14日に逮捕された模様。『読売新聞』など複数メディアが一斉に報じているだけに、日本サッカー協会(JFA)元関係者も驚きを隠せなかったようだ。
一連の報道によると、同選手は14日早朝、知人とともに都内のホテルで女性に性的暴行を加えた疑いがあるとのこと。女性が110番通報した後、警察に身柄を拘束されたという。
この報道には、『株式会社ミッションスポーツ』の満田哲彦CEO(最高経営責任者)も反応。元電通本社スポーツ局オリパラ室営推部長、元JFAマーケティング担当部長という肩書きを持つ満田氏は、Xで「うーん、残念だ。 何してんだ、 佐野海舟、あほタレ」「来月からマインツだったのに」などと投稿し、落胆をあらわにしている。
佐野は町田ゼルビア在籍時から中盤でのボール奪取能力で、Jリーグ屈指のボランチとして話題に。昨年11月A代表デビューを飾り、今年1,2月のAFCアジアカップにも参戦したが、先月開催のFIFAワールドカップ北中米大会アジア2次予選2試合には招集されなかった。
一方で鹿島は今月4日、佐野がマインツへ完全移籍すると公式発表。移籍金額は日本国内で400万ユーロ(約6億8000万円)と報じられる一方、ドイツ紙『ビルト』は300万ユーロ(約5億2000万円)程度と伝えている。高額移籍という点で注目を浴びていた佐野だが、今回の報道を受けてネット上では移籍破談の可能性、契約解除の可能性を指摘する声も挙がっている。
コメントランキング