浦和退団モーベルグにスコットランド移籍浮上！古橋・旗手らと直接対決か

　浦和レッズは今月2日、ギリシャ1部アリス・テッサロニキへ期限付き移籍していたMFダヴィド・モーベルグとの契約解除を公式発表。同選手はテッサロニキで構想外扱いを受けているが、ここに来てキルマーノック移籍の可能性が浮上。スコットランド1部リーグの舞台で、日本代表FW前田大然、MF旗手怜央、FW古橋亨梧ら擁するセルティックと対戦するかもしれない。

　現在29歳のモーベルグは昨年7月にテッサロニキへ移籍したが、わずか半年で構想外に。今年1月にスウェーデン1部IFKヨーテボリ復帰の可能性が報じられたが実現に至らず、2023/24シーズン後半戦は公式戦全試合でベンチ外だった。

　同選手の去就を巡っては、ギリシャのTV局『アスロスニュース』が先月上旬に「彼はテッサロニキのチームメイトに別れを告げた」と報道。ヨーテボリ復帰の可能性が再び報じられる中、今月はじめに浦和退団が正式決定している。

　しかし、ギリシャメディア『イエローラジオ』が今月14日に「モーベルグはヨーテボリとの交渉で合意に至らなかった」とリポート。その上で「キルマーノックが彼に接触している」とスコットランド移籍に向っている現状を伝えた。

　キルマーノックはスコットランド1部リーグを1度、スコティッシュカップを3度制した古豪。2020/21シーズンに2部へ降格したが、わずか1年で1部へ復帰すると、2023/24シーズンは首位セルティックから勝ち点37差の4位に食い込んでいる。

　なおスウェーデンメディア『Fotbolldirekt』が今年1月に伝えたところによると、浦和とモーベルグは年俸800万スウェーデン・クローナ（約1億1000万円）の複数年契約を結んでいたとのこと。浦和は同選手の獲得で移籍金1000万スウェーデン・クローナ（約1億4000万円）を支払ったという。