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右サイドのもう一つの物語:38歳のヘスス・ナバス
新星ヤマルの後方を支えたスペインの右サイドバックは、出場停止となったカルバハルに代わってナバスが先発した。年齢は16歳のヤマルの2倍以上となる38歳だ。
マッチアップしたフランスのFWキリアン・ムバッペ(レアル・マドリード)の得意とする縦へのドリブル突破をベテランの勘で封じ込めたナバス。破られたわけではないが、眼の前でムバッペにアシストを許したのが悔しかったのだろうか。リベンジとばかりに、スペインの2点目につながる鋭いクロスを入れたのはナバスだった。
年齢的に代表キャリアが、あといくばくあるか定かではない。試合後は目を真っ赤にして感極まる姿があった。
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出場停止の選手たち:守護天使と蘇った主
この試合のスペインのベンチの背後のスタンドには、妙な威光を放つ面々があった。ドイツ戦で負傷退場してチームを離脱したはずのMFペドリ(バルセロナ)と、出場停止のカルバハルとDFロビン・ル・ノルマン(レアル・ソシエダ)だ。まるで守護天使のように後方からベンチと一体となり大きな声を出してチームを励まし続けた。
主将のモラタもドイツ戦でイエローカードを提示されたことになっていた。しかし後にUEFAが誤表記だったことを認め、この試合で蘇ったのだった。フランス戦では本当に警告を受けないようにと、かなり慎重になっている感があった。
試合後、乱入したファンを制止しようとして滑った警備員と激突し、険しい表情で右足を引きずっていたモラタ。果たして決勝戦(日本時間7月15日対イングランド)に間に合うように復活できるだろうか。
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トリコロールの追撃も陥落せず
フランスのキャプテンであるムバッペは、ユーロ初戦で鼻を骨折して間もないにもかかわらず、この準決勝ではマスクをつけずにプレーした。これは「また折れても構わない」という覚悟の表れだろう。
9分に左サイドでボールを受けたムバッペは右足でしなやかなピンポイントクロスを上げると、スペインDFアイメリク・ラポルテ(アル・ナスル)とDFマルク・ククレジャ(チェルシー)の間に割って入ったFWランダル・コロ・ムアニ(PSG)が頭で合わせて先制したのだった。
スペインのシステムはドイツ戦と同じ【4‐2-3‐1】だった。一方でフランスは【4‐3‐3】から選手交代で【4‐2-3‐1】そして【4‐1-3-2】と3つのシステムを駆使して追い上げをはかった。しかし、トリコロール(フランス)の攻撃もスペインを陥落させるにはいたらなかった。
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