マンチェスター・シティ(イングランド1部)が、レアル・マドリード(スペイン1部)に所属するウクライナ代表GKアンドリー・ルニン(25)の獲得に興味を持っているようだ。
ジョゼップ・グアルディオラ監督の下、前人未到のプレミアリーグ4連覇を達成したシティだが、ビルドアップ能力の高さなどを武器に昨季もリーグ戦33試合で13回のクリーンシートを達成したブラジル代表GKエデルソン・モラレスに退団の可能性が浮上。スター選手を積極的に引き抜いているサウジアラビアからの関心が取り沙汰されている。
スペイン『Fichajes』によれば、エデルソン退団に備えて複数選手をリストアップしているシティは新たにルニンを獲得候補に含めたという。同選手はマドリードとの契約延長が間近とも報じられているが、ベルギー代表GKティボ・クルトワの復帰により、大きなチャンスを求めて、今夏の移籍を排除していないようだ。
母国のドニプロでプロキャリアをスタートさせたルニンは、2018年夏にマドリードへ加入すると、レガネスやレアル・バリャドリード、レアル・オビエドへのレンタル移籍を経験。2020年夏にマドリードへ復帰も、しばらくはクルトワの控えという立ち位置だった。
クルトワが負傷離脱した今季もシーズン序盤はチェルシー(イングランド1部)からレンタルで加入したスペイン代表GKケパ・アリサバラガの控えに。それでも、ケパが負傷したことで出場機会を手にすると、高いシュートストップ技術を武器に昨季は公式戦31試合でゴールマウスを守った。
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