日本代表・海外組 日本代表

日本代表に声援を!“観るだけじゃない”パリ五輪を楽しむ3つの方法

細谷真大(左)長谷川唯(右)写真:Getty Images

世界が熱狂する今夏のビッグイベント、第33回夏季オリンピック競技大会(パリ五輪)が7月26日から8月11日まで開催される。
サッカー日本代表を応援するため、すでにパリ行きチケットを握りしめているファンも少なくないだろう。しかし、日本からの渡仏は費用や時間面においてハードルが高いのも事実。

そこでこの記事では、サッカー日本代表の試合を視聴する方法のほか、選手に応援メッセージを届ける方法、さらにパリ五輪に参加できる面白い企画などオリンピックを存分に楽しむための3つの方法を紹介する。


U23日本代表 写真:Getty Images

日本代表戦の視聴方法

パリ五輪は「世界中どこからでも視聴可能」とアナウンスしており、日本ではNHKを中心に民放でも試合が中継される。
現時点で確定しているサッカー日本代表(U23男子)と日本女子代表それぞれのグループステージ(総当たり戦)試合日程と対戦国、放送局は以下のとおり。
※すべて日本時間

サッカー日本代表(U-23男子):グループD

  • 第1節:7月25日(木)午前2:00~パラグアイ代表戦(NHK総合)
  • 第2節:7月28日(日)午前4:00~マリ代表戦(TBS系列・NHK BS)
  • 第3節:7月31日(水)午前4:00~イスラエル代表戦(日本テレビ系列・BS日テレ・NHK BS)

サッカー日本女子代表:グループC

  • 第1節:7月26日(金)0:00~スペイン代表戦(NHK総合)
  • 第2節:7月29日(月)0:00~ブラジル代表戦(フジテレビ系列)
  • 第3節:8月1日(木)0:00~ナイジェリア代表戦(NHK Eテレ)

上記以外、インターネットでの視聴も可能。2015年から民放番組の無料動画配信サービスを行なっている『TVer(ティーバー)』もパリ五輪の試合を配信予定だ。ID登録なしでも利用可能だが、メールアドレスとパスワードを入力しログインすることで、複数デバイスを1アカウントで視聴できるなど更に便利に。TVerを利用することで、自宅のテレビだけでなくパソコンやスマートフォンでも観戦できるため、外出先やお風呂、寝室などでも選手たちを応援できる。


日本女子代表 写真:Getty Images

代表選手にメッセージを届けよう!

オリンピックの開幕が近づくと共に、ファンの気分も徐々に高まるもの。湧き上がる気持ちを胸に出掛けたい場所が、JFAサッカー文化創造拠点『blue-ing!(ブルーイング)』だ。

東京都文京区の東京ドームシティ内にあるblue-ing!は、2023年12月23日にオープンしたばかりの新感覚サッカー体験施設。館内には日本のサッカー文化や歴史を音や映像で体感できるディスカバリーコーナーのほか、サッカー日本代表のグッズショップや飲食スペースが備わっている。

施設の目玉とも言えるのが様々なサッカー関連イベント。日本代表の大事な試合時にはパブリックビューイングが開催され、元日本代表選手やクラブOBなどの豪華ゲストが登場することもある。現在、パリ五輪に向け『ともに掴もう、最高の瞬間を』と題された特別イベントを実施中。7月4日~10日までの期間限定で応援メッセージブースが設置されており、選手たちに向けたメッセージを記入できる。寄せ書きされた熱い想いは、その後パリで戦う選手たちの元へと届けられる。

また、日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)の情報発信拠点『Home of .WE』(東京都渋谷区)でも同様のキャンペーンを開催中。こちらも7月11日までの期間内、寄せ書きキャンペーンコーナーでなでしこジャパンへのメッセージを書き込むことができる。

現地パリでの応援はもちろん、その声援を目に見える形で届けることは選手の力強い支えとなりそうだ。両施設は日本サッカー文化の過去から現在までが凝縮しており、パリ五輪に向けて気分を盛り上げるには外せないマスト施設なので、是非一度訪れてみてほしい!

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名前:Molly Chiba
趣味:自然散策、英国のあれやこれやをひたすら考えること
好きなチーム:トッテナム・ホットスパーFC

東北地方の田園に囲まれ育ちました。英国のフットボール文化や歴史、そして羊飼いやウールなどのファッション産業などに取り憑き、没入している日本人女性です。仕事のモットーは、伝統文化を次世代に繋ぐこと。

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