Jリーグ 北海道コンサドーレ札幌

金子拓郎も絶賛!ディナモ・ザグレブがJリーガー獲得調査「右WGの日本人選手」

金子拓郎 写真:Getty Images

 クロアチア1部ディナモ・ザグレブは6月30日、MF金子拓郎が北海道コンサドーレ札幌からの期限付き移籍期間満了に伴い、2023/24シーズン限りで退団すると公式発表。攻撃陣の補強に動くとみられる中、Jリーガー獲得の可能性が報じられている。

 クロアチアメディア『24SATA』は3日、ディナモの補強戦略を特集。左サイドバック、センターフォワード、右ウイング、センターバックを補強ポイントに挙げているが、このうち右ウイングについて、FCロコモティーヴァ所属FWマリン・ショティチェクの獲得交渉が破談に終わったことを伝えている。

 その上で、同メディアは「ショティチェクに代わる選択肢として、スカウトのダリオ・ダバツ氏は日本で2選手を発掘した。この2選手について、金子と荻原拓也からは称賛の言葉しか出て来なかった。リーグアン(フランス1部)やイングランド2部所属クラブの選手も注視している」とリポート。かつてサンフレッチェ広島でプレーしていたダバツ氏の動きを伝えたが、選手名は明らかにしていない。

 ただ一方で、ディナモは4日にクロアチア代表FWマルコ・ピアツァの獲得を公式発表。クロアチア紙『germanijak』は、ピアツァ、FWアルベール・ホッジャ、FWダリオ・シュピキッチ、FWルカ・ストイコヴィッチと、右ウイングでプレー可能な選手が揃っているとの見解を示している。

 ディナモは2023/24シーズンのクロアチア1部リーグで優勝し、7連覇を達成。金子は右サイドでの起用が多い中、リーグ戦28試合の出場で2ゴール5アシストをマークしたが、買い取りオプション設定額を巡るクラブ間の交渉が破談に終わった。