今年はじめに『週刊新潮』が報じた日本代表MF伊東純也(スタッド・ランス)の性加害疑惑を巡り、大阪府警は今月2日に同選手を準強制性交致傷の容疑で、女性2人を虚偽告訴容疑で大阪地検に書類送検。一部メディアの報道内容や、伊東の代理人を務める加藤博太郎弁護士が不起訴の可能性について語ったことについて、東京都知事選挙立候補者(NHKから国民を守る党)で東京弁護士会所属の福永活也弁護士が持論を述べている。
昨年6月の代表戦後、大阪市内で性的暴行に及んだとして、女性側から刑事告訴された伊東。AFCアジアカップ開催期間中の今年1月31日に性加害疑惑が報じられると、JFAの田嶋幸三前会長が二転三転した末、準々決勝イラン戦直前に同選手の代表途中離脱を発表。一方、選手側も女性2名を虚偽告訴罪で逆告訴するなど、全面対決の姿勢を打ち出している。
今回の書類送検の報道を受けて、福永氏は2日に自身のYouTubeチャンネルを更新。「ニュースを見ると、起訴の可能性は低いというようなコメントまで出ていたんですけど、なぜそのように言えるのかよく分からないですね」と一部で不起訴の可能性が報じられていることに疑問を呈すると、以下のように書類送検の流れを説明している。
「警察が送った時点で、検察がどう判断するのかまだ分からないでしょうし、警察が書類送検する時に『今回の事件を厳重に処分してください』と言ったり、あるいは『色々と不十分な案件ですね』と言ったりして意見を伏せるんですけど、どのような意見が伏せられたかについては公表されていないっぽくて分からない。なのに、どうしてマスコミがそのようなこと(不起訴の可能性)を言っているのか不明ですね」
また、福永氏は加藤弁護士の見解にも反応。「本当にそうなのかもしれない」と前置きしつつも、「少なくとも伊東選手側の代理人の話なので、本当かどうかは分からないですね。マスコミもこれをそのままニュースにしたかなという気がします」と私見を述べた。
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