昨年まで横浜F・マリノスでプレーしていたDF角田涼太朗は、今季限りでベルギー1部KVコルトレイクを期限付き移籍期間満了により退団する模様。同クラブでチームメイトだった日本代表DF藤井陽也には、名古屋グランパス復帰の可能性が報じられている。
横浜FM時代の2022シーズンにJ1優勝を成し遂げた角田は、2023シーズンのJ1リーグで14試合にスタメン出場すると、今年1月に横浜FMからイングランド2部カーディフへ完全移籍。同時にカーディフからコルトレイクへの期限付き移籍も正式決定していた。
そして今年1月27日のOHルーヴェン戦でデビューを飾ると、その後はリーグ戦8試合つづけてスタメン出場。しかしチームが2部降格プレーオフに回る中、4月以降は負傷により全試合でメンバー外。クラブが同月24日に「彼は大腿四頭筋の肉離れにより、(3月16日開催の)アンデルレヒト戦で途中交代を余儀なくされた。手術が必要なほど深刻な状況だ。来週の火曜日にもロンドンに向かい、2度目の手術を受けることになった」と伝えていた。
ベルギーメディア『KW』は今月7日、コルトレイク所属選手の去就を特集。「コルトレイクはどのポジションでも主力選手が退団する」と大量入れ替えの可能性に触れた上で、「角田はレンタル元のカーディフ、藤井も名古屋へ戻るだろう」と伝えている。
ただ、角田は長期離脱が見込まれているため、カーディフのプレシーズントレーニングに参加できるかも不透明な状況。同クラブの来季構想から外れる可能性も考えられるだけに、コンディションの回復具合とともに今夏の去就にも注目が集まる。
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