バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)が、ボローニャ(イタリア1部)に所属するU-22オランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(22)の獲得に興味を示しているようだ。
ブンデスリーガの連覇に失敗し、12シーズンぶりに無冠に終わったバイエルン。トーマス・トゥヘル監督が今季限りで退任するなかで、バイエル・レバークーゼン(ドイツ1部)のシャビ・アロンソ監督やドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督などの招へいに失敗するなど、新指揮官探しが難航したが、バーンリー(イングランド1部)からバンサン・コンパニ監督を引き抜いた。
ドイツ『フースバル』によれば、コンパニ監督はアンデルレヒト時代に共闘したザークツィーの強みを理解しているという。コンパニ監督はアンデルレヒトやバーンリーでは2トップを採用しており、昨夏に加入して得点王に輝いたイングランド代表FWハリー・ケインの相棒になると考えているようだ。
また、オオランダ人ストライカーにはミラン(イタリア1部)やユベントス(同1部)、プレミアリーグの複数クラブも目を光らせているとのこと。ただ、バイエルンは2000万ユーロ〜2500万ユーロ(約34億2000万円〜約42億7000万円)の買い戻しオプションを保持していることから復帰の可能性は高まっているようだ。
バイエルンでプロキャリアをスタートさせたザークツィーは、パルマやアンデルレヒトでのレンタル移籍を経験して2022年夏にボローニャへ完全移籍。ポストプレーの巧みさやシュートセンスの高さを武器に今季はここまでセリエA31試合に出場して11ゴール5アシストを記録している。
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