セルティック所属FW古橋亨梧は、今月のFIFAワールドカップ北中米大会アジア2次予選2試合(対ミャンマー、シリア)に臨む日本代表でも落選。一部で浦和レッズ移籍の噂が飛び交っているが、スコットランドでは実現不可能という意見が飛んでいる。
アンジェ・ポステコグルー前監督のもと、セルティックの絶対的ストライカーとして活躍していた古橋。昨年夏に2027年6月までの契約延長で合意したが、今季はブレンダン・ロジャーズ監督のもとで出場機会が減少。今年2月以降はFWアダム・イダにスタメンを譲ることもあったが、19ゴールを挙げてシーズンを終えている。
現地で来季レギュラー剥奪論も飛び交う中、日本の一部情報筋が「浦和は今夏、古橋の獲得を望んでいる」とリポート。イギリスの複数メディアが日本国内の噂を引用する形でこぞって報じている状況だ。
しかし、セルティックの専門サイト『セルティック・スター』は29日に「古橋が浦和へ?信憑性の低い情報源と噂が注目を集める」という見出しのもと、古橋の去就を特集。浦和移籍の可能性が低いと主張する根拠として、以下のように綴っている。
「第一に、Jクラブがセルティックの評価額に見合うかどうか疑わしい。第二に、昨年夏にセルティックと契約延長した古橋が受けている金銭的パッケージに匹敵するだけに余裕はない。第三に、古橋が移籍を望むならば、欧州5大リーグであり、Jリーグ復帰ではないと考えられる。彼のキャリアにおいて、今の段階で浦和移籍は実現不可能だ」
その上で、『セルティック・スター』は浦和移籍の可能性を伝えた日本の情報筋に「彼はファブリツィオ・ロマーノではない!」と厳しいメッセージを送っている。
なお、浦和のストライカー陣では、ローマから期限付き移籍中のノルウェー代表FWオラ・ソルバッケンにスウェーデン1部マルメFF移籍の可能性が浮上。イギリスメディア『PLZサッカー』は、「浦和はソルバッケンをマルメに移籍させる予定。外国人選手よりも日本人選手の獲得に興味がある」として、日本の情報筋をもとにソルバッケンの後釜として古橋の獲得に動く可能性を伝えている。
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