山梨学院大学PEGASUSに所属するMF岩岡遼太が、天皇杯(第104回全日本サッカー選手権大会)に出場する35人の登録メンバー入りを果たした。
同選手は、2014年7月に健康美容器具メーカーのPRイベントで来日したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(当時レアル・マドリード、現アル・ナスル所属)に神対応された少年だ。
当時のPRイベントでは、1万人以上の応募者の中から選ばれた3人に、ロナウドに質問できる機会が設けられた。その際、岩岡はロナウドに「僕の夢はプロサッカー選手になることです。どうしたら良いかアドバイスをください」と練習してきたポルトガル語で質問。しかし流暢ではなかったため、報道陣から笑い声が挙がったという。それに対しロナウドは「なぜ笑うんだい?彼のポルトガル語は素晴らしいよ」と当時12歳の少年をフォロー。これがSNSで話題を呼び、動画が拡散されていた。
神対応から5年半後の2020年1月、岩岡は第99回全国高校サッカー選手権大会で山梨学院高校の優勝メンバーとなり、再びSNSで話題となっていた。なお、優勝メンバーには、元Jリーガー那須大亮氏が監督を務めるインフルエンサーサッカーチーム「WINNERS」に所属する野田武瑠などが名を連ねている。
ロナウドに神対応された少年が所属する山梨学院大は、天皇杯初戦で5月25日にレモンガススタジアム平塚でJ3リーグのSC相模原と対戦する。岩岡はJリーグクラブ相手との試合で出場することはできるだろうか。
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