Jリーグ ジュビロ磐田

ムアントン、タイ代表FWの磐田移籍交渉進める!同僚MFにも湘南移籍浮上

ポラメート・アヴィライ 写真:Getty Images

 ジュビロ磐田は今月25日に明治安田J1リーグ第16節の湘南ベルマーレ戦を控える中、業務提携先のタイ1部ムアントン・ユナイテッドからタイ代表FWポラメート・アヴィライの獲得を狙っているという。

 現在25歳のポラメートは身長180cmのストライカーであり、ムアントンの下部組織出身。2020/21シーズンまではプレー時間を確保できなかったが、2022/23シーズンになってレギュラーに定着。2023/24シーズンもリーグ戦22試合のスタメン出場で11ゴール10アシストをマークするなど、主力選手として活躍している。

 また同選手は2022年12月にタイ代表デビューを飾ると、その後は10試合に出場。今年3月のFIFAワールドカップ北中米大会アジア2次予選の韓国戦でおよそ6か月ぶりとなる復帰を果たしていた。

 代表チームでも徐々に実績を積み重ねているポラメートだが、ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、ムアントンとの契約期間は2026年6月までとのこと。タイメディア『Buaksib』が今月24日に伝えたところによると、ムアントンはすでにタイ国内クラブから届いたポラメートの獲得オファーを拒否。現在、磐田への期限付き移籍にむけたクラブ間交渉を進めているという。

 また同メディアは「海外挑戦への準備を進めている」選手として、ムアントン所属MFジャルンサック・ウォンコーンの去就も特集。これによると、同選手は今年6月の国際Aマッチデー期間後に湘南ベルマーレのトレーニングに1か月間参加するとのこと。練習でのパフォーマンス次第では正式契約を結ぶ可能性もあるという。

 ウォンコーンは過去に鹿島アントラーズ、V・ファーレン長崎、モンテディオ山形からの関心が報じられた27歳のサイドアタッカー。2023/24シーズンのタイ1部リーグ戦では27試合の出場で8ゴール5アシストをマーク。昨年6月にはタイ代表MFエカニット・パンヤらとともに、パートナーシップ提携先である浦和レッズの練習に参加したが、正式契約を勝ち取るには至らなかった。