プレミアリーグ(イングランド)
ケビン・デ・ブライネ(マンC)推定年俸:約35億1,000万円
現在イングランド1部プレミアリーグで最高年俸額を誇るのは、マンチェスター・シティに所属するベルギー代表MFケビン・デ・ブライネ(約35億1,000万円)。ゲームビジョン、精度の高いパス、両足での強烈なシュートという武器で同クラブの中心選手となった。
2015年8月にヴォルフスブルク(ドイツ1部)からシティに移籍したデ・ブライネ。2017/18シーズン、史上初の3桁となった「勝ち点100」で獲得したタイトルを含め、チームを6度のプレミアリーグ優勝に導いている。2022/23シーズンはクラブ初のCL優勝も勝ち取り、プレミアリーグ、FAカップを合わせてトレブル(3冠)を手にした。
ベルギー代表としては、2014年のFIFAワールドカップ(W杯)ブラジル大会と、ユーロ2016にて、準々決勝まで辿り着く。2018年のロシアW杯では3位入賞に貢献し、ファン投票による「ドリームチーム」の1人にも選ばれている。
ブンデスリーガ(ドイツ)
ハリー・ケイン(バイエルン・ミュンヘン)推定年俸:約42億1,900万円
2009年から2023年までプレミアリーグのトッテナム・ホットスパーで活躍したイングランド代表FWハリー・ケイン。バイエルン・ミュンヘンへ移籍し2027年までの4年間契約を結んだが、現在の年俸はブンデスリーガ最高の約42億1,900万円だ。
ゴール決定力に長けており、ポストプレーで味方を生かすのが非常に上手い。残念ながらこれまで所属チームにタイトルをもたらしておらずも、トッテナムでは通算435試合に出場し280得点61アシストを記録。キャプテンとしても同クラブを支えた。バイエルンでは2023/24シーズン36得点を挙げ得点王となっている。
イングランド代表としても主将を務めたケイン。2018年のロシアW杯では1990年以来の最高位である4位入賞に貢献し、大会の得点王にも輝いた。
ラ・リーガ(スペイン)
フレンキー・デ・ヨング(バルセロナ)推定年俸:約63億2,800万円
2019年1月にアヤックス・アムステルダム(オランダ1部)から現在のバルセロナへ移籍し、世界の最強セントラル・ミッドフィールダー(CMF)の1人と評されているオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング。現在の年俸はラ・リーガ最高の約63億2,800万円だ。
ゲームビジョン、パススキル、突破力など、MF選手の理想とする特徴が全て揃っているデ・ヨング。2018/19シーズン、アヤックスをリーグ戦とカップ戦優勝に導き、同クラブにとって22年ぶりとなったCL準決勝進出にも貢献した。
バルセロナでは、2020/21シーズンにスーパーカップ、2022/23シーズンはリーグとカップ優勝を手にしている。オランダ代表としてはユーロ2020と2022年のカタールW杯で全試合に出場し、両大会でグループステージを突破した。
リーグ・アン(フランス)
キリアン・ムバッペ (PSG)推定年俸:約121億5,000万円
サッカー界において年俸が最も高い選手は、リーグ・アンのパリ・サンジェルマン(PSG)でプレーするフランス代表FWキリアン・ムバッペ。年俸約121億5,000万円は、唯一大谷の額(約104億2,300万円)を超える。この世のものと思えないドリブルとスピード、シュートの高い技術も重要な武器とする選手。
2017年8月、モナコからPSGに1年買取オプション付きでレンタル移籍し、翌年正式に同クラブの選手となったが、その買取額は1億8,000万ユーロ(当時約235億円)と言われている。PSGがバルセロナから2億2,000万ユーロで獲得したブラジル代表FWネイマールに続く、当時史上2番目に高額な移籍金であった。
PSGに移籍後は、2020/21シーズンを除き全てリーグ優勝し、4度の得点王になっているムバッペ。フランス代表としては、2018年ロシアW杯のトロフィー獲得に貢献し、同大会における最年少得点選手(当時19歳183日)ともなった。
コメントランキング