スポルティングCPの中心選手として、ポルトガル1部リーグ優勝を成し遂げた日本代表MF守田英正。今月18日のシャベス戦をもって今季リーグ戦の全日程を終えた後、同クラブとの契約延長がほぼ確実だと現地で報じられている。
守田は川崎フロンターレ、CDサンタ・クララを経て、2022年夏にスポルティングへ完全移籍。加入1年目の昨季につづき、今季もリーグ戦29試合の出場で2ゴール4アシストを挙げるなど、リーグ優勝の立役者になった。
契約延長の可能性については、ポルトガル紙『レコルド』は先月11日、両者が今年2月から交渉を進めた結果、2026年6月から2年間の契約期間延長で合意に達したと報道。一方、ポルトガル紙『ア・ボーラ』は今月11日に契約延長交渉が停滞している可能性を伝えていた。
しかしポルトガル紙『O JOGO』は今月20日に「スポルティングは守田の契約延長発表まであと一歩となった。フレデリコ・ヴァランダス会長はルベン・アモリム監督から許可を得た上で選手サイドと合意に達した」とリポート。契約延長の公式発表が間近であるという。
また『ア・ボーラ』は契約延長の内容について「年俸は他の選手と比べて中級レベルである50万ユーロ(約8400万円)から80万ユーロ(約1億3400万円)近くまでアップ。契約解除金は4500万ユーロ(約71億円)から6000万ユーロ(約95億円)に引き上げられる」と伝えている。
MF遠藤航(リバプール)とともに、日本代表の中盤の欠かせない選手として高い評価を受けている守田。ただ、スポルティングとの新契約は決して好待遇とは言い切れない。アーセナル所属DF冨安健洋は今年3月に契約延長したが、「ABEMAスポーツタイム」は同選手の年俸が10億円以上と報道。フランス紙『レキップ』はFW伊東純也(スタッド・ランス)の年俸が120万ユーロ(約1億9600万円)、MF南野拓実(ASモナコ)の年俸が276万ユーロ(約4億5400万円)と伝えている。それだけにネット上では、守田とスポルティングの契約延長報道に対する賛否両論も湧き起こっている。
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