ラ・リーガ バルセロナ

リーグ連覇逃したバルセロナ、レバンドフスキ後釜にリバプールFWの獲得を画策?

ダルウィン・ヌニェス 写真:Getty Images

 バルセロナが、リバプールに所属するウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェス(24)の獲得に興味を持っているようだ。イギリス『サン』が伝えた。

 4日に行われたラ・リーガ第34節のジローナ戦に敗れて3位に転落したことに加えて、レアル・マドリードのリーグ優勝をアシストしたバルセロナ。多額の負債を抱えているバルセロナは再建に向けて選手を売却しなければいけない状況となっており、チーム最高給を受け取り、来季の年俸が2700万ポンド(約51億8000万円)に跳ね上がるポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが犠牲になる可能性が高いという。

 その後釜としてバルセロナはリバプールでの最高給を受け取りながらも、レバンドフスキの4分の1の年俸を受け取っているヌニェスを後釜として考えている模様。多くの刷新を画策しているバルセロナはリバプールが同選手の売却に乗り気であれば、要求額を満たせると考えているようだ。

 ただ、リバプールは2028年夏まで契約を結んでいるヌニェスの放出に否定的だという。それでも、今季限りでの退任が決定しているユルゲン・クロップ監督の後任として来季から指揮を取るとの見方が強まっているフェイエノールトのアルネ・スロット監督に多くの資金を提供したいと考えているリバプールはサウジアラビア移籍が取り沙汰されるエジプト代表FWモハメド・サラーにオファーが届かなければ、ウルグアイ代表FWの放出もありうるようだ。

 また、ヌニェスはリバプールに満足しており、移籍は求めていないものの、バルセロナでプレーすることに魅力を感じている模様。今季のプレミアリーグ33試合に出場して11ゴール8アシストを記録している同選手だが、来季もリバプールの主砲として活躍するのだろうか。