マンチェスター・シティ(イングランド1部)が、ウェストハム・ユナイテッド(同1部)に所属するブラジル代表MFルーカス・パケタ(26)の獲得に興味を持っているようだ。イギリス『ガーディアン』が伝えた。
昨夏にもジョゼップ・グアルディオラ監督が補強を熱望したことからパケタ獲得に動いたシティ。一時はクラブ間合意に達したとも報じられていたが、同選手がイングランドサッカー協会(FA)から賭博違反容疑の捜査対象となったことで破談に終わっていた。
ただ、ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネにサウジアラビアのクラブが関心を示しており、ポルトガル代表MFベルナルド・シウバにはバルセロナ(スペイン1部)やパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)が関心を示している模様。そのため、中盤の枚数が足りなくなる可能性があることから若返りが必要になりうるようだ。
そのなかで、グアルディオラ監督はパケタへの関心を冷ましておらず、6月には8500万ポンド(約162億2000万円)の契約解除金が有効になるという。ブラジル代表MFもシティ移籍を拒否するのは難しいとの見方が強いようだ。
ブラジル人らしい卓越したボールコントロールを武器とするパケタはミランやオリンピック・リヨンでのプレーを経て、2022年夏にウェストハムに加入。昨季はクラブのカンファレンスリーグ優勝に貢献すると、今季はここまで公式戦37試合で8ゴール7アシストの数字を残している。
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