オーストラリア1部セントラルコースト・マリナーズFC所属のコロンビア人FWアンヘル・トーレスに、Jリーグ移籍の可能性が浮上。韓国やアメリカなど、10か国以上のクラブが関心を寄せているという。
現在24歳のトーレスは、身長182cmで左利きのウインガー。ポルトガル1部FCポルトの下部組織からトップチーム昇格を果たせず、ポルトガル3部FCアルベルサ、マルタ1部バルザンFCを経て、昨年8月にマリナーズへ加入。2023/24シーズンの豪州1部リーグで22試合に出場して13ゴール3アシストをマークするなど、左ウイングのレギュラーとして活躍。チームも24試合を終えて14勝4分6敗と首位を走っている。
豪州移籍1年目で結果を残しているだけに、現地ではトーレスの去就に注目が集まっている模様。同選手の代理人とみられるマウロ・ブスケツ氏は今月8日、X(旧ツイッター)で「彼は(2023/24シーズン終了後に)マリナーズとの契約を更新しない予定だ。ウクライナ、コロンビア、アメリカ、サウジアラビア、ブラジル、ノルウェー、スウェーデン、韓国、日本、イングランド、スコットランド、トルコ、UAE、ポルトガル、スペインのクラブからオファーが届いている」と投稿。マリナーズからのフリー移籍が既定路線であることを明かしている。
なお、マリナーズは今月にAFCカップ決勝を控えているほか、5月以降に豪州1部リーグの優勝プレーオフを戦うことが濃厚。Jリーグの移籍市場は3月27日に終了しており、第2登録期間開始日は7月8日だ。今夏の移籍ウィンドウを前に、すでに水面下で争奪戦が繰り広げられているが、果たしてどのJクラブがトーレスの獲得を狙っているのだろうか。
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