
ファビオ・カリーレ監督の二重契約巡る問題で、V・ファーレン長崎から訴えられているブラジル2部サントス。MFディエゴ・ピトゥカ(元鹿島アントラーズ)やMFジョアン・シミッチ(元名古屋グランパス、川崎フロンターレ)らを擁する中、ブラジル代表FWネイマール(アル・ヒラル)再獲得の可能性が報じられているが、現地では元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(元ヴィッセル神戸)の獲得待望論も湧き起こっている。
事の発端は、今月1日に行われたサンパウロ州選手権決勝1stレグ・サントス対パルメイラス後のSNS投稿だ。ピトゥカとシミッチがダブルボランチを組んだサントスは、48分にMFロムロ・オテロが決勝ゴールを挙げ、1-0で勝利。ピトゥカの好パフォーマンスもあり、今季初タイトル獲得へ王手をかけた。
サントスの公式インスタグラムアカウントでは、キャプテンマークを巻くピトゥカの姿がアップされているが、これにイニエスタが反応。元スペイン代表MFは両手を万歳する絵文字を投稿すると、同クラブは公式X(旧ツイッター)アカウントを通じて「サントスをサポートするスペインのスター選手がいる。こんにちは、アンドレス!」と、メッセージを送った。
SNSにおけるサントスとイニエスタのやり取りについて、ブラジルメディア『グローボ』は「パルメイラス戦後、サントスのSNSで奇妙なことが起こった。イニエスタは絵文字を添えて、お祝いや感謝の気持ちをほのめかした」と綴った上で、Jリーグの舞台で対戦したピトゥカとイニエスタの過去もあわせて紹介。ネット上では「2025年にサントスでネイマールとイニエスタが活躍するだろう」「バルセロナで活躍していたスター選手がサントスで再会?」といった声が挙がっているほか、サントスのユニフォームを身にまとうイニエスタのイラスト画像も拡散されている。
ただ、サントスがネイマールやイニエスタを獲得する可能性は決して高いとは言えない。長崎は先月、カリーレ監督らによる契約破棄に伴う違約金等の請求に関して、国際サッカー連盟(FIFA)へ提訴。サントスの専門サイト『Diario Do Peixe』が今年1月23日に「カリーレ監督に対する違約金は150万ドル(約2億2200万円)、コーチについては一人当たり100万ドル(約1億4800万円)。総額で450万ドル(約6億6400万円)だ」と伝えていた。
また、サントスは2019年2月にロシア1部クラスノダールからペルー代表MFクリスティアン・クエバを獲得したが、移籍金2000万レアル(約6億円)の支払いが完了していない模様。『グローボ』は今年2月末、同クラブに補強禁止処分が科される可能性を報じている。
一方、イニエスタは昨年7月に神戸を退団したUAE1部エミレーツ・クラブへ移籍。しかしチームがリーグ最下位に低迷する中、先月に米メディア『ESPN』のインタビューで「現役引退の考えがないと言えば噓になる。それが今年の夏であっても、今年末であっても、来年であっても…現役引退という考えに慣れ始めているんだ」と、近いうちにスパイクを脱ぐ可能性を示唆している。
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