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リバプール・ウィメン
長野風花
- 生年月日:1999年3月9日
- 前所属クラブ:ノースカロライナ・カレッジ(アメリカ女子1部)
- ポジション:MF
- 契約年月:2023年1月
2018年8月に行われたFIFA U-20女子W杯フランス大会で、日本の初優勝に大きく貢献した長野風花。特に決勝戦(対スペイン)では65分に長野のゴールで点差をつけ、結果3対1で日本がチャンピオンの座を勝ち取った。
長野のプレースタイルといえば落ち着いた姿勢と冷静なパス回しであり、周囲のチームメイトにも安心感を与えていると想像する。移籍後のインタビューでは「得点を生み出すためのパスと力強さをファンのみんなに見せていきたい」とコメントしている。2023年1月にリバプールに移籍した長野。昨2022/23シーズンの出場数は計13回。パス回数は424を記録している。今季も昨季を大幅に上回る活躍が期待される。
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レスター・シティ・ウィメンズ
宝田沙織
- 生年月日:1999年12月27日
- 前所属クラブ:リンシェーピング(スウェーデン女子1部)
- ポジション:MF
- 契約年月:2024年1月
籾木結花
- 生年月日:1996年4月9日
- 前所属クラブ:リンシェーピング(スウェーデン女子1部)
- ポジション:FW
- 契約年月:2024年1月
2023年12月8日、一足先に宝田沙織がレスターとプレ契約。翌月1日に本契約すると続いて同月8日に籾木結花も契約し日本選手のダブル加入となった。直前の所属クラブも同じであることから、レスター初の日本人デュオによるプレーが期待される。今年3月30日に行われたWSL第18節のアストン・ビラ戦では、ともにスターティングメンバーで出場。籾木は前半28分で1得点を挙げ、さらに後半序盤にはアシストで追加点を獲得。結果は2対2の引き分けだったものの、2人のプレーをファンに印象付ける素晴らしい試合となった。
2015年から2019年にレスターで活躍したFW岡崎慎司(現シント=トロイデンVV)から、貴重な経験を得られる場所としてレスターの良さなどアドバイスを受けたという宝田。移籍後のインタビューでは、岡崎が築いてきたものを引き継ぎ、良いものを繋いでいきたいとコメントしている。
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ウェストハム・ユナイテッド・ウィメン
清水梨紗
- 生年月日:1996年6月15日
- 前所属クラブ:日テレ・東京ヴェルディベレーザ
- ポジション:DF
- 契約年月:2022年8月
林穂之香
- 生年月日:1998年5月19日
- 前所属クラブ:AIK(スウェーデン女子1部)
- ポジション:MF
- 契約年月:2022年9月
植木理子
- 生年月日:1999年7月30日
- 前所属クラブ:日テレ・東京ヴェルディベレーザ
- ポジション:FW
- 契約年月:2023年9月
2022年、清水梨紗と林穂之香の2名がウェストハム・ユナイテッドに加入。ともに同年9月18日に行われたエバートン戦に出場しWSLデビューを飾った(1-0)。清水の抜群のスタミナ力と林がみせるスピードや頭脳プレーは現在チームで重要な役割を担っている。そして2023年9月、彗星の如く登場したのが植木理子だ。FIFA女子W杯オーストラリア&ニュージーランド大会で、植木の特出したアタッカーとしての積極性や得点率の高さが目に留まりウェストハムの心を掴んだ。
FW植木とDF清水、そしてMF林と3名それぞれが異なるポジションを担当していることや、なでしこジャパンのメンバーとしてすでに息のあったチームワークが完成されていることから、揃ってスタメン入りする機会も多い。昨年10月1日、植木のWSLデビューとなったシティ戦では3選手がスタメン出場し、シティを率いる長谷川と夢の対決が行われた(0-2)。
今年8月に新組織「NewCo」へと移行し英国女子サッカーがますます盛り上がることを考えると、今後も多くの日本人選手たちが活躍の幅をひろげイングランドサッカークラブの門を叩く可能性が高まりそうだ。
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